湖面に映る天城連山は、春には桜、秋には紅葉と四季おりおりの趣をみせます。「伊豆の瞳」と呼ばれ、周囲４kmひょうたん型の景観の美しい湖、一壁湖。周辺には美術館等の文化施設も充実。
歌人の与謝野鉄幹・晶子も愛したといわれるこの湖は、釣り、ボート遊びなどを楽しめる。またヘラブナ・バス釣りでも有名です。

奥野ダム（松川湖）は伊東大川の上流に洪水調節や伊東市への水道用水の供給などの目的で平成元年（１９８９年）１１月に完成した伊豆半島唯一の本格的ロックフィルダムです。
また、奥野ダムによって生まれた湖は、松川湖と名付けられました。この奥野ダムと松川湖の周辺には、おくの公園、四季折々の花を咲かせる花の広場や水遊び広場などが整備されています。
また資料館には、ダム建設の関係する資料と一緒に水没前の奥野部落の生活や風景を記録した貴重な写真が展示されています。
平成３年（１９９１年）３月には、松川湖畔の落合川河口に周遊遊歩道（４．８km）の拠点施設として長さ１００ｍ、幅３ｍの遊歩道（斜張橋）奥野エコーブリッジが完成しました。この橋から奥野ダムや松川湖、周辺の山々の眺望は、奥野の自然を満喫するのに十分な魅力を観光客に与えてくれるものと期待されています。 　また毎年６月頃には、ほたる鑑賞会の会場となっており、期間中、湖面を飛び交う蛍の幻想的な風景をご覧いただけます。
（開催期間は伊東市ＨＰ等でご確認ください）